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認定プロセスワーカー・ディプロマを取得しました。

この度。Kotaroは日本プロセスワークセンター(JPWC)において、「認定プロセスワーカー」の資格を正式に与えていただきました。

この資格は、米国ポートランドのプロセスワーク研究所が発効する資格と同等の、国際基準のものであり、プロセスワークの資格としては最高峰のものとなります。これで、いわゆる「プロセスワーカー」としての人生が始まることになります。

ポートランドを初めて訪れて、このトレーニングにコミットするための「夢のセッション」を受けた(PWでは、プログラムに入ることをプロセスが後押ししているかどうかを確認するために夢のセッションを行うことになっています)のが、2005年あたりだったと思うので、かれこれ9年くらいかかったことになります。

プロセスワークの持っている考え方や理論はシンプルなのですが、その背景にある近接領域の理論や実践が膨大な領域なのと、日常の「考え方」や「アウェアネスの使い方」、「アプローチの仕方」などが全く違っているので、これほどの時間が必要になってくるのかも知れません。

特に、「プロセスワーカー」になるための最後の「ディプロマ・プログラム」は、最初から最後まで自分の長期的なエッジとの取り組みが続くので、「もう無理かも」と何度か思ったほどでした。

しかし、先生たちの熱心なサポートや、仲間たちの存在、家族の支えなどがあり、なんとか最後までやり切ることができました。

そして、やり切ることが出来た理由がもう一つあるということにたった今、気がつきました。

それは、「この矛盾と葛藤に満ちた世界を少しでも生きやすく、愛せるものにしたい」という願いです。

プロセスワークを学んでいると、たとえそれが苦しく過酷な葛藤であったとしても、それが起きる「意味」のようなものを理解できるようになります。その出来事の背景にある目的、エネルギー、方向性みたいなものを感じ取れるようになってくると、ただ世の中を憎んだり恨んだりするのとは世界に対する態度が変わって来ます。

起きることそのものが「良い」というわけではないのですが、「憎む側」も「憎まれる側」も尊重し、よりよい関係のあり方を探れるようになるのです。誰かを「諸悪の根源」として排除するのではなく、様々な立場の者たちがなるべく自分らしく存在しながら、さらにお互いを尊重し合えるような世界の可能性を感じさせます。

それはまるで、あらゆる存在が互いに密接に係わり合っている自然界のようです。僕はそれをパーマカルチャー(自然と調和した暮らしのデザイン)の勉強を通して学びました。

僕にとって「プロセスワーカー」としての生き方は、それによって様々な葛藤を抱えている人たちをサポートしたいと同時に、半ば自然界から外れてしまった「人」という生き物として、「気づき」を通して世界に少しでも貢献したい、という願いを実現するための道なのかも知れません。

いずれにしても、今後も探求の人生はつづいて行きます。

これまでお世話になった方たちに心より感謝するとともに、こんごともよろしくおつきあいをいただきますよう、お願い申し上げます。

Kotaro

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